作者別: admin

Hot Waltz

LS-002

人は何故ジャズに突き動かされるのだろうか!
Sun Ship初のスタジオ録音。
ライブでは聴けないSun Shipです。

曲名:
1. Hot Waltz
2. Tomorrow
3. The Last Eagle
4. Sailing Time
5. Memories Seen From An Old Picture
6. Early Summer In Tokyo

メンバー
並木 崇(Takashi Namiki)AS,SS
川崎 聡(Satoshi Kawasaki)B
村上 俊二(Shunji Murakami) P
北村 和重(kazusige kitamura)D
人は何故ジャズに突き動かされるのだろうか!
Sun Ship初のスタジオ録音。
ライブでは聴けないSun Ship。
「HotWaltz」は初のスタジオ録音とな り、前作のライブアルバム「Live at porsche」とは全く違う、ライブでは聴けないSun Shipです。選曲、曲順等も全てメンバーが決定し、ジャズ本来のリズムを最大限生かし、大人が聴ける音楽、ジャズを知らなくても十分楽しめるアルバムに 仕上がっています。
4580183980024

Live at “porsche”

LS-001

1999年5月、山口のライブハウス「ポルシェ」で収録されたライブCD 「Live at porsche」

曲名:
1 Natural (20:31)
2 Destiny (18:23)
3 So-Sun (20:10)Sun Ship
並木 崇 Takashi Namiki;Alto&Soprano saxohone
村上俊二 Shunji Murakami;Piano
川崎 聡 Satoshi kawasaki;Bass
高山昌一 Shyoichi Takayama:Drums

1999年5月、山口のライブハウス「ポルシェ」

で収録されたライブCD「Live at porsche」
最後の曲(CDでは1曲目)Naturalでは収録のためサックスにつけられたマイクのシールドを並木は勢い余って踏み抜いてしまい、それでも音楽は疾走し続けるサンシップの様子が残されている。
またこの時のドラマー高山昌一。現在はSunShipを退団しているため、もうライブでは聴くことのできない貴重な一枚。

2017年8月 ライブ予定

★8/4(金)成田「クラウド9」0476-22-2532 千葉県成田市上町556-1五番街ビル2F
http://www.jazzbarcloudnine.com/  投げ銭システム  20:00~
並木崇トリオ:並木崇(ss,ts)・村上俊二(p)・山下一樹(ds)

★8/12(土)平塚「Jazz Time」0463-34-7966 平塚市見附町29-9
http://scn-net.easymyweb.jp/member/jazz-time/default.asp
M.C.¥2000 1Drink付 19:00~
Sun Ship:並木崇(ss,ts)・村上俊二(p)・川崎聡(b)・北村和重(ds)

★8/13(日)成田「クラウド9」0476-22-2532 千葉県成田市上町556-1五番街ビル2F
http://www.jazzbarcloudnine.com/  pm3:00~ ¥1000
村上・並木カルテット:村上俊二(tp)・並木崇(ts)・坂田宏(b)・北村和重(ds)
+ Guest:奥田貴子(p)

★8/18(金)成田「クラウド9」0476-22-2532 千葉県成田市上町556-1五番街ビル2F
http://www.jazzbarcloudnine.com/   投げ銭システム  20:00~
並木崇トリオ:並木崇(ss,ts)・村上俊二(p)・山下一樹(ds)

★8/26(土)「Imabari Jazz Town」「かねと食堂」
愛媛県今治市室屋町1-2-16 0898-22-1997 問合せ:愛媛県今治市ジャズタウン実行委員会
チケットはかねと食堂でもお求めいただけます 19時スタート 2,000円(1ドリンク付)
Sun Ship with Guevara:並木崇(ss,ts)・武信ゲバラ雄次(as)・村上俊二(p)・川崎聡(b)・北村和重(ds)

★8/27(日)鳥取「BlueZHall」
鳥取市元町138-2 花見橋袂 山内写真館の3F
Open 18:30 Start 19:00  会費¥3,000
Sun Ship with Guevara:並木崇(ss,ts)・武信ゲバラ雄次(as)・村上俊二(p)・川崎聡(b)・北村和重(ds)

★8/31(木)大塚「Welcome-back」03-5957-5141
豊島区南大塚3-44-11 フサカビルB1
http://www.welcomeback.jp/
M.C.¥2000+T.C.¥500  19:00~
Sun Ship:並木崇(ts,ss)・村上俊二(p)・川崎聡(b)・北村和重(ds)

スタジオ録音を終えて

レコーディングを終え、日を改めて打ち上げとインタビューを兼ね商船大学近くの居酒屋に集まったSun Ship。インタビュアーはSun Shipのプロモーションビデオを手がけた藤村さんです。

スタジオ録音を終えて

藤村 初めてスタジオ録音やったじゃないですか。 率直にどうだったですか?

川崎 楽しかったー。 ベースが特殊だった。 ブースに入ってあれでねすごい面白かった。ほらライブだとごっちゃになって自分の音も聴けないしイマイチ分離しないし。

藤村 やりにくかったんじゃないかと思ってたんですけど。

川崎 やりやすかった。

村上 やりにくかった(笑)。

川崎 (笑)すごいやりやすかった。 いっつもあれでやりたい(笑)。

並木 じゃ、ブースに入ってやってもらおう。

藤村 毎回(笑)?

並木 ライブのたびにブースを用意して(笑)。

村上 あれだよねー、人を見ながらやってるから、俺はやりにくかったんだ。

並木 あ、そーだよね。村上さん所からぜんぜん見えないし、僕はね、川崎君がふっと顔出してくれるんですよ。位置もありますよね。

村上 じきなれたけど、最初違和感があったねー。

藤村 率直に上がったモノに関してどう思ってます?

並木 イエイ!ヨシ!と。最高の出来です。正直、イイも悪いも実力どおり(笑)。嘘偽りはございません(笑)。

川崎 もうちょっと飲んだらいいねぇ(笑)。

並木 マイナスの方にいかないように、明るく飲まないと。

北村 ・・・学生の頃の苦労わかります?もっと(並木さんは)テンション高かったですよ。ファイアーですからね。

並木 最近は、下のほうに向かう癖がついちゃってですね、昔は飲んだら飲んだだけ上に行ってたんだけど。

藤村 みんなそれぞれの、この曲はベストテイクだぜ!みたいなのあるんですか?それとも全部いい、ってかんじ?

並木 いやそれぞれにあると思う。

北村 全体的に並木さんカッコ良く録れてますよねー。

川崎 藤村さん的にはどうなんです?ライブと比較して。

藤村 違いますね。なんか、パキッとしてますよね。整った感じが。

並木 やっぱ、レモンぐらい入れなきゃ。梅じゃだめよ、梅干つぶしてたんじゃ(笑)。

藤村 どうですか。お気に入りの曲ってあります?

北村 僕は、「Memories Seen ~」が一番いいです。何でかって言うと、ブラシの音って、あんなに拾えないんですよ。ライブ録音では。それがちゃーんと入っていて・・・。

川崎 最後の音がね、レコーディングだと。

北村 そうそうピアニシモくらいの音でもきっちり録ってくれてるんで、あーこんなことやってたんだ、オレ、って。だってやってる時には頭がぽーっとなっちゃってるから、感情に任せて演奏してるじゃないですか。

並木 (笑)あのね、こういう後輩持つと大変なんだ。

藤村 おれもあれのベースのソロが泣けますね。鳥肌立ちますね。

並木 「Memories Seen ~」ね。川崎君のバラードはすごい。

北村 すごいいいですよね。普段聞こえない音、細かーい音まで聞こえてくれているから、一緒にステージにいても聞こえない音まで拾ってくれているんで、びっくりしましたよ、やっぱり。CDになってみて初めて、みなさんこういうことやってるんだ、って。

並木 そういうことがあるから、レコーディングを重ねていくと、細かいところまで考えた演奏が・・・。

(一同、噴出しついに笑い出す)

並木 笑うところか~?

川崎 (笑)・・・でも実際そうだよ。

並木 何度もやったら、実際つぎつぎと・・・。

川崎 あれ、上手くなると思う。

並木 ・・・レコーディング慣れがしてくると思う。ライブとはまた違って。さん、ハイ、でやるのは一緒なんだけど。

藤村 ライブって、なんか勢いっていうのがあるじゃないですか。ぐわーっとした。

川崎 やっぱ、それが、軸、だよね。

村上 ライブはライブのよさがあるし、それもCDに入れたいね。

並木 ライブレコーディング。

村上 というかね、ライブレコーディングもやりたいし、スタジオレコーディングで、スタジオレコーディングの良さと、ライブレコーディングの良さと両方が入っていればいい。

川崎 要するに、ライブレコーディングじゃないの?

村上 いい音のライブレコーディングか、あるいはスタジオレコーディングか、ライブのような演奏とか。

藤村 スタジオにお客さんとか中に入れちゃって、それで録るっていうのはどうですか。もう、終わるまで止めない。聴かない。今回は、1曲やってじゃ聴いてみようか、って、だから盛り上がって止まって、ってそうじゃなくって・・・。

並木 ・・・何曲か決めておいて?・・ああ、それじゃライブに近いね。

藤村 それで編集してこれはカットとか。

並木 ・・・あとでやればいい?

藤村 ええ。

並木 それはオレも思った。

川崎 そうやってやるのはひとつの手だよね。

(北村君トイレへ。)

村上 録音してるんだよ(笑)。

藤村 (笑)大丈夫っすよ。

北村 (マイクに近づいて)ドック失礼します。

(全員が席を立って北村君を移動させる)

並木 (笑)商船大ではね、トイレのことをドックというんですよ。

藤村 ドックですか?

並木 船をね、ドック入りさせるでしょ。トイレ行くときにドックに失礼しますって言うんだよ。で、体調整えてきて復活するっていう意味がある(笑)。

「トリオトランな夜」番外編 ノルウェー大使館にて-その3

ライブハウスH.S.Art店のマスターが、大きな声を張り上げて、村上の紹介をしているようだった。

村上はゆっくりとイントロを奏で始めていた。

「・・・Tommorowだ。」

いつものクラスターはさすがにやらなかったけど、しっとり、と短めに弾いた。

拍手が起こった。

どうも後で聞くところに寄れば、成り行きでそんなことに発展してしまったらしい。

弾き終わってから、大使や大使夫人にあれこれ話し掛けられ、英語のわからない村上は目を白黒させて、

「伊達さ~ん!伊達さ~ん!!」と助けを求めていた。

私たちは、薄情かな、遠巻きにその様子を面白げにながめていたに過ぎないのであった。

だって、こっちも英語わかんないも~ん。

こういうパーティは全く初めてだったので、帰り時のタイミングがわからない。

ぽつぽつと帰り客が出始めたタイミングで、おいとますることにした。

ピアノ演奏のハプニングの後、村上はトリオトランのサックスのトルベンと一緒にソファに座り、 なにやら話し込んでいた。

果たして、会話になっていたのかどうかは怪しいが・・・。

私は、ライブの時撮った写真をフロッピーに入れ、持参していた。

伊達さんに通訳をお願いして、JPEGは開けられるか、チューバのラーシュに聞いてもらった。

大丈夫、というので、安心してフロッピーを3枚渡した。

良い思い出になってもらえばいいのだけど・・・。

帰りに、トリオトランの三人は、「アリガト、アリガト」を連発して一人一人握手してくれた。

良かったー、と思った。

来て、良かった。

大使館を皆と出て、「広尾の夜」を堪能しようと(うそ)近くのカフェに立ち寄った。

さすが広尾、Sun Shipご用達「マクドナルド」は見あたらないのであった・・・。

珈琲を飲みながら、楽しかったね、と話した。

話は、いつまでもつきなかった。

「トルベンと、何話しよったん?」

村上に聞いてみた。

「うん、今度は俺らがノルウェーに行く、って言ったら、オーケー、ってさ」

「そんなこと言えたん?」

「アイ、ゴー、ノルウェー、って言っただけ。」

一同、爆笑・・・・。

まだ肌寒かった5月の風が、心地良い、夜、だった。

「トリオトランな夜」番外編 ノルウェー大使館にて-その2

トリオトランの三人登場。

とてもいい笑顔の挨拶の後始まった演奏は、幾分私たちと一緒にライブをやったときより、気合が入っているようにも見えた。

そりゃそうだ。

いわば今夜は次回の来日に向けてのプロモーションの場なのだ。大使も、お客様も、ジャズ関係者もいる前だから、当然と言えば、当然かもしれない。

たったの一週間しか経っていないのに、私たちとライブをやった時より、こころなしか痩せて見えた。東京疲れ、したのかな、などと思った。

東京は、ハードな街だ。

私は上京して5キロ落ち、そのまま戻らなかった。環境の変化が、きっつい街なんだ。(しかしそれは私だけだったみたいで、村上は体重を着実に増やしていった。どういうこっちゃ。)

三人は、会場のお客さんに向かって、よく話した。本当にいい笑顔だった。明日、帰れる、っていうほっとした気持ちもあるだろう。

日本に滞在していいことばかりじゃなかっただろうけど、ライブをやる、という目的を果たした満足感もあるだろう。

とにかく、本当にいい笑顔だった。男前が、一段と美しく見えて、まったくいい男だなあ、と感心してしまう。

大使館は、美しい。

だんだん落ち着いてきて、あたりの様子をうかがうと、随所に大きな絵画が飾られていて、暖色系の天井からのライトが、床や柱の木肌を映やし、まったく、別世界のような美しさだ。

しかし、約40分の演奏のあいだ、片手はオレンジジュースのグラスをこぼさないよう隠し持ったまま!

おかげで、大使館の美しいインテリアに溶け込んでいるかのようなトリオトランの写真を撮ることが出来なかった。(それに誰も写真など撮る気配も無くて、撮っていいのかどうかもちょっと不安だった。)そればかりか、拍手もままならない状況なのだ。ほどよくつがれたオレンジジュースは私の手ですっかり暖まってしまっていた。

演奏が終わって、皆立ち上がったとき、柱の影で一人、暖かいオレンジジュースを飲み干した。

結構イケル。これは喉が渇いとるせいか?

その間に伊達さんたちは、給仕の人たちと椅子を片付け、そのままビュッフェ・パーティになった。

もちろんありましたよ、ノルウェーサーモン!木製の魚の形をした皿に、きれいにスライスして盛り付けられていた。

握り寿司や、ジャガイモ料理や、トマトとモツァレラチーズのサラダやら、まあいろんな料理が、盛り付けられていて、それがまた、花やキャンドルに飾られたテーブルセッティングの美しーこと!

飲み物も各種用意されていて、私はデザートのケーキを横目で見ながら、赤ワインをいただいた。

川崎君も並木君も、少しずつ料理を取り皿に取っていた。

かねがね、こういうパーティで、飲み物と小皿、どうして持てばいいのだろう?と思っていたのだが、小皿に取り付けるプラスティックの器具があって、ああ、こんなのをお皿に取り付ければ、グラスを引っ掛けられるのね、と感心した。初めて見るのに、村上は川崎君や並木君に取り付けるのを教えているのを見て、吹き出しそうになった。

人前で村上の豪快な食い気を披露することになるのもなあ・・と懸念した私は、村上には、食事を家で済ませてから待ち合わせ場所に行くよう段取りしておいたのだが、正解だった。

私が少しだけ取り皿に載せて持ってきた料理を、村上は何種類か軽く味見する程度に食べた。

よし。見様によっては、品良く、見えたかな・・?

外人さんのボーイを調達してケータリング頼んだのかな、と私は思ったのだが、ドアの向こうには廊下に続いて大きな厨房があるらしく、かちゃかちゃと食器を洗う音などが響いていた。あとで知人に聞くところによると、大使館ともなれば、こういう時のためにおかかえの料理人たちが同行して在日しているのだそうだ。

ほえ~。

広間から庭に出られるようになっていて、花が咲いて美しい。庭に出てみた。庭のベンチに灰皿が用意されており、みんなは庭や、フロア、随所で歓談し、私たちはWelcome-backのマスターや、ディスクユニオンのSun Shipの担当N氏、H.S.Artのマスターとも話した。

庭から上を見上げると、トリオトランがベランダから手を振っていた。控えでくつろいでいたのだろう。しばらくすると、トリオトランがフロアに出てきて歓談に加わった。横浜エアジンのマスターもいらっしゃっていた。

はて、一度脇に移動したピアノをフロアの中央に出してきて、何が始まるのかとおもいきや、村上がピアノに座るではないか!

「なになに!? どーしたの??」

庭に出ていた私たちは、慌てて中に入った。

熱いステージから

インタビュー記事「熱いステージから」について

2001年春、バンタンJカレッジで卒業制作したフリーペーパー「ここから」に、Sun Shipのインタビュー記事が載っています。
Sun Shipは普段、何を思い、ライブをやっているのか、ほとんど周囲に語ることのない彼らですので、今回インタビュー記事を書いてくださったIshiiさんに特別にお願いして、当サイトに掲載させていただくことになりました。

当サイトに掲載するにあたって、Ishiiさんが一言寄せてくださいました。

専門学校の仲間と、なんかいいことというテーマのフリーペーパーを作成するにあたり、なんかいいな。と思える人をインタビューすることが決定した瞬間、私はSun Shipでいこう!と閃きました。
Sun Shipのライブに行く度に、その音楽だけでなく、三人の表情にも私はいつも見とれていたからです。

なにか、自分達の生き方に対する満足感が伝わってきて、ああ、この人たちは本当に好きなことをやっているのだな、と感じていました。
そんな生き方、誰でもできるわけではない。
でも誰もが憧れる生き方ですよね。
そんな三人の素顔に迫りたい、と思ったのです。

実際インタビューさせて頂いて、Sun Shipの音楽がなぜこれほどまで私達の心に響くのか、理解できた気がします。
そして、とーっても優しくて、笑顔の素敵な皆さんで、ますます

ファンになりました。

「熱いステージから」Text by Ishii

Sun Shipの素顔

Sun Shipとは

愛想のない曲紹介の後、おもむろに演奏が始まる。その途端、それまでグラスを片手に賑やかに話をしていた人々の動きが止まり、Sun Shipの世界へと惹き込まれていく。

ジャズというと小洒落た大人の音楽といったイメージで、若者には少し近寄り難い感があるかもしれない。しかし、SunShipに出会えばそんな先入観は見事に打ち砕かれるだろう。彼らの音楽には全く気どりがない。骨太で、力強く真っ直ぐな音楽だ。演奏する曲のほとんどはオリジナルであり、1曲の長さは20分にも及ぶ。そのエネルギッシュな演奏を初めて聴いた時、私はただ圧倒されるばかりだった。こんな「凄い」音楽を作るSun Shipとは、一体何者なのか。

自分の好きな音楽が思い切り出来る場所、Sun Ship

Sun Shipは、村上俊二さん(P)、川崎聡さん(B)、並木 宗さん(AS,SS)の3名から成るジャズ・トリオだ。

3人の出会いは約10年前。村上さんが知人のバンドにいた川崎さんと出会い、練習を共にするようになる。その3年後、偶然に3人はある日一緒に演奏することに。それぞれがお互いの演奏を初めて聴いた時、「同じ感覚を持った人だ。」と感じたという。まさに運命の出会いだったと言えるだろう。

「100%自分の力を出せるメンバーに巡り会えた事は、本当にラッキーだった。」(村上) こうして1997年、Sun Shipが誕生する。

生きていてよかったという精神的な歓び

大学卒業後、一度は教職に就くが半年でジャズへの道を決意した並木さん。高校時代に楽器を初めて手にした時から音楽で食べて行こうと思っていたという川崎さん。高校卒業後すぐにピアノで働き始めた村上さん。3人が口を揃えて言うことは、「音楽をやっていない自分の人生は想像もつかない。」ことだ。音楽の道に進むことに迷いは全くなく、「ただ好きなことをして、むしろ流れのままに生きてきた。」(村上)という。

「音楽をやることで、自分がどう生きていくべきか考えることができる。」(川崎) 彼らにとって、音楽とは人生そのものなのだ。

聴く人に感動を与える音楽を目指したい

彼らはライブでは余計なパフォーマンスは一切しない。「自分の最高の音楽を聴かせる事、それがお客さんに対する最高のパフォーマンス。」(川崎) では、彼らの求める最高の音楽とは?「自分が感動できる音楽。その感動を直接心で感じてもらえれば幸せ。」(並木)

彼らの音楽に理屈などいらない。Sun Shipの魅力は何といっても3人の熱いハートだろう。是非たくさんの人に、彼らが伝える感動をライブで体験してほしい。絶対に何か感じるものがあるはずだ。

「好きな音楽をずっとやっている。俺達って本当に幸せだよな。」そう話す3人の笑顔を見て、うらやましい人生だと思った。

トリオトランな夜番外編 「ノルウェー大使館にて。」その1

ノルウェー大使館から、「トリオトラン」の来日に関係した人や、ジャズ関係者を招いて、ミニコンサートを兼ねたビュッフェパーティをやるので、ぜひいらしてください、とご連絡いただいた。

翌日届いたご招待状には、「平服でお越しください」とかかれた文字。

「何着ていく?平服って、汚れてなけりゃ、いいんかいな」と言った私に、「やっぱ、こういうときは、スーツでしょ」と川崎君の判断で、三人はスーツ着用となった。

待ち合わせ場所に、たどり着いたら皆スーツで、打ち合わせどおりだったんだけど、三人とも、パーティなんて、なんか居心地わるそうやなあ、って感じの顔していた。

実は、しぶしぶの参加で、私が最後までせっかくだから、行こう!と押し切っての参加だったのだ。

私は大使館には打ち合わせに一度伺ったことがあるけれど、Sun Shipのメンバーは初めて。徒歩で私が先導して、5分ほどで到着した。

建物に入ると、入り口で担当の伊達さんが迎えてくれた。

「今日はお招き有難うございます。お言葉に甘え、全員でまいりました。」と私が言うと、「ありがとうございます。どうぞ、中へ。」伊達さんは、本当にしとやかな方で、何度も電話するうち、私のほうは「でーー」だの「おおおー」だの、「げええっ」だの、どんどんわけわかんない言葉の連発で話し方が崩れていくのに、全く、初対面の時のままの話し方が崩れない。みごとだ。穏やかな声質で、話のテンポも一定しており、「美しい日本語とは、こういうのを言うんだなあ」といつも感心していた。こういうことに遭遇すると、なぜかふと、おでん鍋の底に崩れかけたジャガイモとすじ肉がぐちゃぐちゃに混ざったのを、うまい、と思いながら食っている自分の姿を思い出しちゃったり、するのだなあ。

「ウエルカム!」なんてでっかい手を出され、顔をあげると、大使なのだろう、奥様らしき女性と二人で、部屋の入り口で一人一人に声をかけ、握手で迎え入れていた。何とか笑顔で答えたものの、すばらしく美しいフローリングの広間にに入った私を迎えたのは、給仕の格好をしたボーイさんで、早速飲み物をお盆(「お盆」はないよね、なんていうんだっけ??)に載せたワインやらオレンジジュースやらを勧めてくれた。

6時に会社を飛び出て、家に帰り、着替えて、ダッシュで家を出て、駅構内の乗り継ぎは走りどおしだったので、喉はからから。オレンジジュースを取り、「サンキュー」とにっこりして見せたのは良かったが、少し遅刻して到着したため、みんなと席に着くなり、大使の挨拶があった。

もちろん英語なのだが、傍で伊達さんがマイクを持ち、通訳しながら挨拶は進んだ。

さすが伊達さん。みじんも上がっているようなそぶりはない。たいしたもんだ。

そこではたと、気が付いた。左手に持った、オレンジジュース。これって、開始までに飲むものだったんじゃないかいな??

周りはだ~れも、グラスを持っている様子が無い。

すぐ飲んじゃえば良かった。

しょうがないから、喉は渇いていたものの飲みそびれて、ずーっとオレンジジュースの入ったグラスを持ったまま過ごす羽目になってしまった。

飲んじゃおうか、飲んじゃおうか、と何度も誘惑にかられながら、私はずっと耐えているのであった。

「トリオトランな夜」2001.4.30.白夜の国ノルウェーから初来日の、トリオトランとのライブ報告。

前日から雨が降り続いて、これは客足がどうかなあ、と思った。一週間前から、天気予報とにらめっこの日が続いていたのだ。
お話をもらってから、実際のところは、いつものお客さん、知人友人、果ては私の職場の社長まで声をかけてご協力をお願いし(社長、済みませんでした)、ここまでで果ててしまい、一般の方々にお知らせする時間も暇もない状態での当日を迎えることとなってしまった。あ~・・・。
トリオトランは、ヘルゲ・リーエン piano、トルベン・スネッケスタ Sax、ラーシュ・アンドレアス・ハウグ Tuba、という構成、4/24~5/8の来日中、3度のライブが予定されていた。
一つ目は、4/26welcome-backで、足立宗亮さんGuitar、壷井彰久さんViolin、一噌幸弘さん笛、という構成の「AUSIA」というバンドとのジョイントライブ。これもなかなか興味深い取り合わせだ。
二つ目は、千葉の成東市でのコンサート、そして三つ目が、4/30welcome-backで、Sun Shipとのジョイントライブ、という段取りだった。
彼らはwelcome-backのライブは二度目ということになるので、幾分事情がわかっていて、当日も大使館担当者のアテントなしで行かせるという話だった。
大丈夫かな、と心配していたら、前夜に店のスタッフから電話があり、用件は午後4時半の入り時間の確認だったのだけど、その際、スタッフから、トリオトランは2時半に店入りしPAなしで音を出したいと言ってきた、と聞かされる。
ああ、そうか、ホテル泊まりだし、音を出す場所がないし、大変だなあ、と思った。
むむ、向こうさんも気合十分、ってとこかな・・・。
4:30、店に着く。やってるやってる。トリオトランは音を出していた。
でけーー。ピアノと、チューバの彼は、村上よりひと回りもふた回りも体の幅がある。(ちなみに村上の体重は90キロを超えます)
サックスの彼は、スリムだが高い!一体何センチなんだ?
welcome-backのマスターが、私たちの到着を彼らに伝え、紹介してくれた。
私たちは英語はあやしいので、通訳助っ人として、若くてかわいいUさんを頼んであった。
Uさんは、村上が某楽器店で教えているジャズピアノの生徒さんだが、留学経験があり英語はばっちり。たまたま店頭で英語の先生の募集を知り、かくして現在は英語の先生、という彼女なのである。
さて、ここからUさんの助けを早速借りるか、と思いきや、村上がでかい声で、単語同然の英語で私たちを一人一人指差しながら紹介し始めた。彼らには通じたらしい。私のことを「ワイフ」と言っていた。堂々とやっている村上に私は目がテン、になった。
村上が英語(と言えるかどうかは疑問だけど)を使って外人さんと話すのを、20歳から37歳の今日まで一緒にいて、初めて見たのである。
村上というやつは、私が言うのは変かもしれないけど、まだまだ私の好奇心をそそる物を持っている。まったく、変なやつだ。毎日見ていて、まったく、オモロイやつだ。そう思ったら笑いがこみ上げてきた。
しかしこの後、いわゆる逆リハで開始することなど、込み入った話はさすがにUさんに通訳してもらった。すごいもんだ。彼女は本当にばっちりの英語だった。このうえ、にこにこと非常に笑顔が良い。若いっていいなあ、と思う。
サックスのトルベンに身長を聞いたら、197センチ、と答えが返ってきた。私と川崎とハルちゃん(川崎の奥さん)とで「ひえ~」と驚きの声が改めて出た。
Sun Shipの面々は格闘技ファンで、折りしもK-1の試合をテレビで見たばかりだった。「レバンナより高いよね」「高い、高い」私たちはそんな風に話した。
Sun Shipと、トリオトランのCD、そして今回特別にWaniJazzBookの販売をする予定だった。
ワニジャズブックとは、小さな小冊子で、ジャズを聞いてみない?といった気軽な感じで作られたもの。
Sun Shipのお客さんで、私の玉一蓑(Sun Shipとその関係の仲間のライブ告知を兼ねたフライヤー。ペーパー版と、ネット版がありペーパー版のみ挿絵や写真が入っています)にも挿絵を頼んだりしていたnagataちゃんが、nagataちゃんの周りのジャズ好きな仲間と作った小冊子だ。なかなかしぶい表紙もぐっと来る。一ページ、一ページ、好きなCDやレコードのジャケットに、文章が添えられ、とてもおしゃれで、いいかんじ。気軽ないざないの中にも、ジャズに対する思いが、文章の間にも現れている。そして、最後のほうにnagataちゃんの文章が載っていた。
読んでみて、nagataちゃんが私たちになかなか見せようとせず、恥ずかしげに渡した理由がわかった。
これはSun Shipの事だ。
Sun Shipとその周辺の仲間達との出会い、それをきっかけにジャズにはまったことなんかが、素直でみずみずしい文章で書かれていた。そして、そのnagataちゃんが、仲間とこんな風にジャズを聞く人を増やそうとしている。そのことが、とっても感慨深い。
「なんだよう。こんないい文章書けるなら、挿絵じゃなくて、玉一蓑に書いて欲しいくらいなのに」
私は思わず叫んだほどだ。ちくしょー。
今日スタッフとして手伝ってもらうハルちゃんと私とで、客入れの際出来たてほやほやの玉一蓑を配る。
オープニングには、渡辺隆雄tpが「ピカイヤ」というユニットで最近出したCDをかけてもらった。ナベちゃんを知っているお客さんにも、好評。Welcome-backのマスターからも「いいですね」と言われ、「前に一緒にバンドやっていた仲間なんです」というと「今度ぜひ紹介して」と言われた。ほほう、これは、ナイスな流れ。
今はなくなってしまったお店赤羽「ミスティ」のお客さんたちや、nagataちゃんのワニジャズブックの仲間達も来て下さり、会場は満席。会場全体が興奮していた。
私が軽く挨拶して、そこでSun Shipの登場!幾分緊張の面持ち?マイクを持った村上が挨拶しようとすると、マイクがオンになっていなかった。あれ?と村上がマイクを見て、出した第一声が、
「あぁー、出た出た。」お客さんは一斉にコケた。
Sun Shipはもちろんバリバリの演奏だ。
川崎君も汗かきまくり。ベースが汗で濡れているのが遠くからでもライトの反射でわかった。
おお~並木君も飛ばしているぞ。
●1st (SUN SHIP)今日の選曲はたまたますべて村上のオリジナルでした。
Mother’s day
Tomorrow
The last eagle
Natural
30分の休憩を挟み、今度はトリオトラン。
日本のお客さんは優しい。遠くから来たトリオトランを皆、笑顔で受け入れていた。これがまた、私には嬉しかった。
片言で話してくれた日本語にも、暖かい拍手が何度も起こっていた。
透明感のあるサウンド、ボイスも入ったアレンジ、聞き手に、何やるの?といった、わくわく感を持たせるところがあって、上手だなあ、と思った。
男前三人なのが、ちと、くやしい(うちも負けんぞ。・・・あれ、違う?)。
●2nd (Tri O’ Trang)
Free improvisation / by Tran’
Cobra / by Torben not “Beethoven”
Liker / by Lars
Fenkantgeneralen / by H.Hartberg
Ferdig / by H.Hartberg
Rutta tut / by Helge
Funky farmer / by Helge
Milongel del angel / by Astor Piazzolla
Arpeggioking strikes bad / Lars
Encore
L.A. Pop / Lars
ライブは大盛況。拍手もすっごく多くて、トリオトランも嬉しかったのでは。
私は帰るお客様一人一人、にこにことお帰りいただいたのが、嬉しかった。
Welcome-backのマスターは上機嫌で、控えでウイスキーらしきものを飲んで真っ赤になっていた。マスターが飲んでるのは初めて見た。有難うを連発して何度も繰り返し握手を求められた。
トリオトランは「アリガト、アリガト」と言い、私たち全員、一人一人握手して別れた。
帰りに、私の昼間勤めている会社の社長に、村上が「社長どうすか、CDおひとつ!」なんて、勧めている。
??
社長と村上はちゃんと会うのは今日が初めてのはず。随分親しげじゃないのよ。どういうこと?
後で、「いつ挨拶したの?」と聞いてみたら、
「トイレに入っとってな。大、のほうで」
「え?」
「コンコン、とノックする人がおって、出てみたら社長で、どうもお世話になっております、と・・・。
おれ、あんな社長好きなんよ。」
「でー!トイレで出会い頭かい!!」
こんなときに、大、なんて、なんてやつ・・・・。あきれるやら、おかしいやら。
本当に皆さん大勢で来てくれて、有難うございました!
Sun Shipのファンがまとまって来ちゃったので、これで当分、普段のライブには閑古鳥が鳴いてしまうのでは、という一抹の不安もあるけど・・・・。ま、いっかー!!

前日から雨が降り続いて、これは客足がどうかなあ、と思った。一週間前から、天気予報とにらめっこの日が続いていたのだ。
お話をもらってから、実際のところは、いつものお客さん、知人友人、果ては私の職場の社長まで声をかけてご協力をお願いし(社長、済みませんでした)、ここまでで果ててしまい、一般の方々にお知らせする時間も暇もない状態での当日を迎えることとなってしまった。あ~・・・。
トリオトランは、ヘルゲ・リーエン piano、トルベン・スネッケスタ Sax、ラーシュ・アンドレアス・ハウグ Tuba、という構成、4/24~5/8の来日中、3度のライブが予定されていた。
一つ目は、4/26welcome-backで、足立宗亮さんGuitar、壷井彰久さんViolin、一噌幸弘さん笛、という構成の「AUSIA」というバンドとのジョイントライブ。これもなかなか興味深い取り合わせだ。二つ目は、千葉の成東市でのコンサート、そして三つ目が、4/30welcome-backで、Sun Shipとのジョイントライブ、という段取りだった。
彼らはwelcome-backのライブは二度目ということになるので、幾分事情がわかっていて、当日も大使館担当者のアテントなしで行かせるという話だった。
大丈夫かな、と心配していたら、前夜に店のスタッフから電話があり、用件は午後4時半の入り時間の確認だったのだけど、その際、スタッフから、トリオトランは2時半に店入りしPAなしで音を出したいと言ってきた、と聞かされる。ああ、そうか、ホテル泊まりだし、音を出す場所がないし、大変だなあ、と思った。むむ、向こうさんも気合十分、ってとこかな・・・。
4:30、店に着く。やってるやってる。トリオトランは音を出していた。でけーー。ピアノと、チューバの彼は、村上よりひと回りもふた回りも体の幅がある。(ちなみに村上の体重は90キロを超えます)サックスの彼は、スリムだが高い!一体何センチなんだ?
welcome-backのマスターが、私たちの到着を彼らに伝え、紹介してくれた。私たちは英語はあやしいので、通訳助っ人として、若くてかわいいUさんを頼んであった。
Uさんは、村上が某楽器店で教えているジャズピアノの生徒さんだが、留学経験があり英語はばっちり。たまたま店頭で英語の先生の募集を知り、かくして現在は英語の先生、という彼女なのである。
さて、ここからUさんの助けを早速借りるか、と思いきや、村上がでかい声で、単語同然の英語で私たちを一人一人指差しながら紹介し始めた。彼らには通じたらしい。私のことを「ワイフ」と言っていた。堂々とやっている村上に私は目がテン、になった。村上が英語(と言えるかどうかは疑問だけど)を使って外人さんと話すのを、20歳から37歳の今日まで一緒にいて、初めて見たのである。
村上というやつは、私が言うのは変かもしれないけど、まだまだ私の好奇心をそそる物を持っている。まったく、変なやつだ。毎日見ていて、まったく、オモロイやつだ。そう思ったら笑いがこみ上げてきた。
しかしこの後、いわゆる逆リハで開始することなど、込み入った話はさすがにUさんに通訳してもらった。すごいもんだ。彼女は本当にばっちりの英語だった。このうえ、にこにこと非常に笑顔が良い。若いっていいなあ、と思う。
サックスのトルベンに身長を聞いたら、197センチ、と答えが返ってきた。私と川崎とハルちゃん(川崎の奥さん)とで「ひえ~」と驚きの声が改めて出た。Sun Shipの面々は格闘技ファンで、折りしもK-1の試合をテレビで見たばかりだった。「レバンナより高いよね」「高い、高い」私たちはそんな風に話した。
Sun Shipと、トリオトランのCD、そして今回特別にWaniJazzBookの販売をする予定だった。ワニジャズブックとは、小さな小冊子で、ジャズを聞いてみない?といった気軽な感じで作られたもの。
Sun Shipのお客さんで、私の玉一蓑(Sun Shipとその関係の仲間のライブ告知を兼ねたフライヤー。ペーパー版と、ネット版がありペーパー版のみ挿絵や写真が入っています)にも挿絵を頼んだりしていたnagataちゃんが、nagataちゃんの周りのジャズ好きな仲間と作った小冊子だ。なかなかしぶい表紙もぐっと来る。一ページ、一ページ、好きなCDやレコードのジャケットに、文章が添えられ、とてもおしゃれで、いいかんじ。気軽ないざないの中にも、ジャズに対する思いが、文章の間にも現れている。そして、最後のほうにnagataちゃんの文章が載っていた。読んでみて、nagataちゃんが私たちになかなか見せようとせず、恥ずかしげに渡した理由がわかった。
これはSun Shipの事だ。
Sun Shipとその周辺の仲間達との出会い、それをきっかけにジャズにはまったことなんかが、素直でみずみずしい文章で書かれていた。そして、そのnagataちゃんが、仲間とこんな風にジャズを聞く人を増やそうとしている。そのことが、とっても感慨深い。
「なんだよう。こんないい文章書けるなら、挿絵じゃなくて、玉一蓑に書いて欲しいくらいなのに」私は思わず叫んだほどだ。ちくしょー。
今日スタッフとして手伝ってもらうハルちゃんと私とで、客入れの際出来たてほやほやの玉一蓑を配る。
オープニングには、渡辺隆雄tpが「ピカイヤ」というユニットで最近出したCDをかけてもらった。ナベちゃんを知っているお客さんにも、好評。Welcome-backのマスターからも「いいですね」と言われ、「前に一緒にバンドやっていた仲間なんです」というと「今度ぜひ紹介して」と言われた。ほほう、これは、ナイスな流れ。
今はなくなってしまったお店赤羽「ミスティ」のお客さんたちや、nagataちゃんのワニジャズブックの仲間達も来て下さり、会場は満席。会場全体が興奮していた。
私が軽く挨拶して、そこでSun Shipの登場!幾分緊張の面持ち?マイクを持った村上が挨拶しようとすると、マイクがオンになっていなかった。あれ?と村上がマイクを見て、出した第一声が、
「あぁー、出た出た。」お客さんは一斉にコケた。
Sun Shipはもちろんバリバリの演奏だ。川崎君も汗かきまくり。ベースが汗で濡れているのが遠くからでもライトの反射でわかった。おお~並木君も飛ばしているぞ。
●1st (SUN SHIP)今日の選曲はたまたますべて村上のオリジナルでした。
Mother’s dayTomorrowThe last eagleNatural
30分の休憩を挟み、今度はトリオトラン。
日本のお客さんは優しい。遠くから来たトリオトランを皆、笑顔で受け入れていた。これがまた、私には嬉しかった。片言で話してくれた日本語にも、暖かい拍手が何度も起こっていた。
透明感のあるサウンド、ボイスも入ったアレンジ、聞き手に、何やるの?といった、わくわく感を持たせるところがあって、上手だなあ、と思った。男前三人なのが、ちと、くやしい(うちも負けんぞ。・・・あれ、違う?)。
●2nd (Tri O’ Trang)
Free improvisation / by Tran’Cobra / by Torben not “Beethoven”Liker / by LarsFenkantgeneralen / by H.HartbergFerdig / by H.HartbergRutta tut / by HelgeFunky farmer / by HelgeMilongel del angel / by Astor PiazzollaArpeggioking strikes bad / Lars   EncoreL.A. Pop / Lars
ライブは大盛況。拍手もすっごく多くて、トリオトランも嬉しかったのでは。私は帰るお客様一人一人、にこにことお帰りいただいたのが、嬉しかった。
Welcome-backのマスターは上機嫌で、控えでウイスキーらしきものを飲んで真っ赤になっていた。マスターが飲んでるのは初めて見た。有難うを連発して何度も繰り返し握手を求められた。トリオトランは「アリガト、アリガト」と言い、私たち全員、一人一人握手して別れた。
帰りに、私の昼間勤めている会社の社長に、村上が「社長どうすか、CDおひとつ!」なんて、勧めている。
??
社長と村上はちゃんと会うのは今日が初めてのはず。随分親しげじゃないのよ。どういうこと?後で、「いつ挨拶したの?」と聞いてみたら、「トイレに入っとってな。大、のほうで」「え?」「コンコン、とノックする人がおって、出てみたら社長で、どうもお世話になっております、と・・・。おれ、あんな社長好きなんよ。」「でー!トイレで出会い頭かい!!」こんなときに、大、なんて、なんてやつ・・・・。あきれるやら、おかしいやら。
本当に皆さん大勢で来てくれて、有難うございました!Sun Shipのファンがまとまって来ちゃったので、これで当分、普段のライブには閑古鳥が鳴いてしまうのでは、という一抹の不安もあるけど・・・・。ま、いっかー!!